Seismic stability assessment of a temporary structure on a soft foundation

砂と粘土の互層からなる軟弱な水平堆積地盤上に設置された仮設構造物の地震時安定性を調べた。
解析結果から、①仮設構造物のように不安定な構造物は、(大地震の場合には)砂層の液状化が原因となって転倒する危険性が高くなること、②転倒防止策としては、高さを低く、幅を広くすることが考えられるが、構造物自身の幅を広げなくても、敷設板の設置が有効であること、などが明らかとなった。